イタリアの医学部進学を目指す学生たちに向けた最新の取り組みが話題となっている。MED ITALY株式会社が運営するイタリア医学部予備校は、6月1日から30日までの1ヶ月間、浅草の人力車「天下車屋」の背面広告を展開した。

浅草という観光地での広告は多くの注目を集め、海外医学部進学という新たな選択肢を広く知ってもらう狙いがある。

さらに、6月14日にはレインボータウンFMにて同予備校の日本事務局長が生出演した。番組内では、海外で医学を学ぶ意義やイタリアの医学部の魅力、受験制度、学費など具体的な情報がわかりやすく紹介された。

パーソナリティとの対話形式で進行され、これから海外進学を考える高校生や保護者、教育関係者に役立つ内容となっている。

予備校の代表は早稲田大学および北京大学を卒業し、自身の体験を活かしてサポートを行っている。

このような広範囲な広報活動は、海外医学部への道を志す多くの人にとって有益である。

番組はライブ放送され、一部アーカイブも配信されたため、見逃した人も後から内容を確認できるのも特徴だ。

海外の医学部進学は日本ではまだ一般的とは言えないものの、こうした実践的な情報発信が普及の後押しとなるだろう。

浅草の人力車広告と地域のラジオ局という親しみやすい媒体を活用したことで、より多くの層へ訴求が可能となっている。

今後もイタリア医学部予備校の活動に注目が集まりそうだ。