2025.7.13
2025.7.13
2025年の上半期興行収入ランキングで、永野芽郁と佐藤健が主演を務めた『はたらく細胞』が実写邦画の興収トップに輝いた。
本作は2024年12月13日に全国公開され、約1か月で興行収入50億円を突破、最終的に63億円に達した。この数字はワーナー・ブラザース配給の邦画実写作品として史上最高となる。
また、国外作品やアニメを含めた全体ランキングでも、『名探偵コナン 隻眼の残像』に次ぐ第2位の好成績を収めた。
原作はシリーズ累計1000万部を超える人気漫画で、擬人化された細胞たちが繰り広げる笑いと涙、アクションが融合したストーリーが特徴的だ。
永野が演じる赤血球と佐藤が演じる白血球を中心に、観客は体内で繰り広げられる細胞たちの活躍だけでなく、人間側のドラマも楽しめる内容となっている。
特に阿部サダヲと芦田愛菜が父娘役として出演したことが話題を呼び、10年ぶりの共演が実実の親子関係として描かれている。
本作は専門用語が多く登場するものの、子供から大人まで楽しめる理解しやすいキャラクター設定が施されている点も評価されている。
昨今の幼児知育市場では、学習漫画ではなくエンターテインメントとして楽しめつつ学びにもなる作品の需要が高まっているが、本作はその需要に応えた成功例である。
映画評論家は本作のヒット要因として、「難しい医学用語を丁寧に扱いながら子供の知的好奇心を刺激する作り」と「日本人が医学エンタメに馴染んでいる文化的背景」を挙げている。
2025年5月28日にブルーレイとDVDが発売され、6月13日にはNetflixで独占配信がスタート。配信開始後も国内映画ランキングで3週連続1位となるなど、劇場公開後も幅広い支持を獲得し続けている。
永野芽郁の活躍が光るこの作品は、エンタメと学びを融合した新たな医療系実写映画として今後も注目されるだろう。
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