歌手の近藤真彦が東京国際フォーラムで開催したデビュー45周年と61歳の誕生日記念ライブの開演前に、先月の解散を発表した後輩グループについて語った。近藤はTOKIOの解散について「やっぱり寂しい」と率直な思いを述べ、後輩グループが徐々に姿を消していくことに胸を痛めていると明かした。

自身が2021年に旧ジャニーズ事務所を退所し、一人で活動する中でファンに恩返しをすることの大切さを実感していることも語った。近藤は、各メンバーがそれぞれのファンを喜ばせるような活動を続けていくことが重要だとし、TOKIOの今後の活躍に期待を寄せた。

ライブでは名作映画『サタデー・ナイト・フィーバー』に影響を受けた衣装と共に、代表曲「愚か者」など29曲を披露。新御三家として知られる西城秀樹、野口五郎、郷ひろみの名曲カバーも行い、5000人の観客を魅了した。

年齢を重ねるにつれ、時代の変化に対応して自分の気持ちをアップデートする必要性も感じていると話しつつ、これからも「ヤンチャでいたい」とこれまでの自分らしい姿勢で活動していく決意を示した。

近藤の言葉は、後輩たちとファンへの深い思いを感じさせ、推し活を楽しむ人々にとっても心に響く内容となっている。今後のソロ活動からも目が離せない状況だ。