人気アイドルグループ櫻坂46の山崎天が、千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズの試合で人生初の始球式を務めた。名前の「天」にちなみ背番号「10」のユニフォーム姿で登場し、ポニーテールをなびかせながら豪快な投球フォームを披露。しかし、残念ながらボールは大きく逸れてしまい、打者の背中側へ飛んでしまう結果となった。始球式には櫻坂46の先輩メンバー武元唯衣から「とにかく下に叩きつけるなよ」というアドバイスをもらい、伝説を残すことを期待されていたとのことだが、山崎は「悔しいけれど楽しかった」と振り返った。

山崎はライブとは違った球場の景色に感動し、「一生忘れないと思う」とコメント。さらに、前年この球場で開催された櫻坂46のライブや、自身が同い年のプロ野球選手たちと交流する中で感じた精神力やプレッシャーの強さを学び、推し活にも通じる強さを培っていく決意を語った。また、次回の始球式にも意欲的で「明日にでもやりたい」とリベンジに向けた前向きな姿勢を見せている。

櫻坂46は秋に再びこの球場でアニバーサリーライブを開催予定であり、山崎の新たな挑戦がグループにも大きな活力となっている。ライブパフォーマンスとスポーツの両面で輝きを増す彼女たちの今後に注目が集まる。スポーツと音楽、二つのフィールドでファンとの絆を深める櫻坂46の挑戦は、推し活ユーザーにとっても見逃せない話題である。