元HKT48の矢吹奈子が、本格的に女優としての道を歩み始めている。グループ卒業から2年、これまで様々な作品に挑戦してきたが、現在は自身初となるミュージカル「ブラック・ジャック」に出演し、舞台での演技に奮闘している。

同作品では手塚治虫の名作キャラクター・ピノコ役を演じ、小柄な身長を生かして幼さと可愛らしさを見事に表現。観客からもその演技力に驚きの声があがっている。

演出家の厳しい指導のもと、「生きたキャラクター」を演じることを学び、芝居に対する新しいアプローチを身につけた。独特なしゃべり方や歌唱にも工夫を凝らし、単なるアニメ調ではない自然な表現を追求している。

さらに、ＴＢＳドラマ「御上先生」や映画「君がトクベツ」など話題作にも出演し、女優としての活動の幅を広げている。今後も連続ドラマやミュージカル出演の予定があり、ますます期待が高まる。

憧れの女優を戸田恵梨香に挙げ、役に魂を吹き込む表現力に強い憧れを抱いているという。芝居の醍醐味である感覚と映像の違いも感じながら、成長を続けている。

矢吹奈子の女優としての新展開は、元アイドルとしての魅力に加え、演技での深化を感じさせ、推し活ファンにとっても注目の存在だろう。これからの活躍が見逃せない。