人気VTuberグループ「にじさんじ」のメンバー、社築と魁星が横浜市長選挙の啓発キャラクターに選ばれた。

2人はそれぞれ異なる魅力を持ち、社築は横浜DeNAベイスターズの熱烈ファンとして知られ、魁星はバーチャル横浜で活動するバーチャルライバーだ。

横浜市選挙管理委員会は「ハマの未来にログイン！」をキャッチコピーに掲げ、若年層の投票率向上を狙った啓発活動の一環としてこの起用を決定した。

7月1日に公式SNSで発表された際には、数多くのリポストと「いいね」が集まり、SNS上でも好意的な反応が広がっている。

この啓発キャンペーンはポスターや動画配信、東急電鉄や相模鉄道のデジタルサイネージでも展開され、投票後には2人のオリジナルデザインの投票証明書も配布される。

若年層の投票率は過去に低迷しており、前回は10代・20代で31.9％という数字だった。今回の施策は新たな層にリーチする試みとして注目されている。

さらににじさんじは育成プロジェクトにも力を入れており、多彩なジャンルでのタレント輩出に挑戦中だ。

バーチャルライバーの可能性は広がりつつあり、にじさんじのような大手事務所が政治啓発や地域連携活動に参加する例も増えている。

若者文化と社会活動の接点としてのVTuberの役割が、今後さらに重要になることが期待される。

これからも彼らの多岐にわたる活動から目が離せない。