TOHOシネマズ池袋が今年で創業5周年を迎えた。

コロナ禍の開業ながら、アニメやサブカルチャーの聖地・池袋で根強い支持を得ている同劇場の挑戦と進化が注目されている。

当劇場はHareza池袋内に2020年7月にオープンし、アニメ映画の特別上映やイベント開催に力を注いできた。

特に「ヒプノシスマイク」など人気作品の劇場ジャックイベントも企画されたが、コロナ禍による制約で大々的な宣伝は叶わなかったものの、現在は舞台挨拶やファン向けの催しも実施されるようになっている。

施設面では最新のレーザープロジェクターを全10スクリーンに導入。

「プレミアムシアター」と称するスクリーン6・10には大型スクリーンTCXや専用スピーカー、プレミアボックスシートを完備し、視聴体験の質を高めている。

2024年7月にはスクリーン10で「ScreenX with Dolby Atmos」も導入され、没入感ある音響と映像を楽しめる。

また、スクリーン2の「轟音シアター」ではサブウーハーの強力な振動が大きな話題となっており、ファンには新鮮な映画鑑賞体験を提供中である。

コンセッションの人気ではチュリトスやポップコーンが好評で、施設内のお手洗いが広く快適という利用者の声もある。

周辺グルメも充実し、オムライス専門店やタピオカミルクティー、生ドーナツなど、映画の合間に楽しめるスポットが揃っている。

コロナの影響を乗り越え、アニメファンや推し活ユーザーにとって欠かせない文化拠点として今後も発展が期待されている。