HKT48の19thシングル「半袖天使」が7月23日にリリースされることが発表された。この新曲は夏の夕暮れを感じさせるエモーショナルなサマーチューンであり、4期生の地頭江音々が初めてセンターを務める。彼女は爽やかさの中に切なさを込めたこの曲の振付にも、そうした感情が織り込まれていると語っている。

また、3期生の山内祐奈が約12年目にして初めて選抜入りを果たし、AKB48グループ史上最も長い期間を経ての選抜入りとしてファンの間で話題となっている。

ミュージックビデオは7月2日に公開され、遊園地や海で無邪気に楽しむメンバーの姿が映し出されている。振付は16thシングル以来約2年5か月ぶりに「CRE8BOY」が担当しており、独特のダンスの中に羽を表現する動きも注目ポイントだ。

シングルの通常盤には昨年開催された松岡はなの卒業コンサートのライブ映像とビハインド映像が収録されるなど、ファンにとって見逃せない内容となっている。

MV撮影時は悪天候に見舞われたが終盤には晴れ渡り、地頭江は初センターの不安を乗り越える心情と重なる運命的な瞬間だったと述べている。

また、明るい1番と感情的な2番で構成される楽曲の色合いも注目され、夏らしいビビッドカラー衣装に身を包んだメンバーの新たな魅力が詰まった作品である。

切なくも爽やかな夏の風景を背景に、ファンの心を掴む新MVは夏の推し活にぴったりの注目コンテンツといえるだろう。

今後のイベントや劇場公演も続々と予定されており、19thシングルのリリースを機にさらなる盛り上がりが期待されている。