2025年7月3日、トム・クルーズが63歳の誕生日を迎えた。最新作『ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング』が世界的に大ヒット中であり、年齢を超越した身体を使った壮絶なアクションが改めてファンの称賛を集めている。

映画字幕翻訳者の戸田奈津子も、彼の長年の通訳としてトムの誕生日プレゼントエピソードを明かし、10年以上にわたって毎年贈られている花束とメッセージカードが会場で紹介された。

また、戸田はトムの誠実さと初対面から人の心を掴む魅力に言及。翻訳や吹替を務める声優の森川智之も、トムと目を合わせるだけで幸せを感じたと語るなど、関係者の間でも彼への深い敬愛が伝わっている。

本作のシリーズは累計興収47億円を突破し、2025年の洋画実写作品の中でもナンバーワンの興行成績を誇る。ファンの中には10回以上、20回以上観賞する熱狂的な観客も多く、その熱気が映画のムーブメントを高めている。

彼のキャリアは20代の主演作にまで遡り、リドリー・スコット監督の冒険ファンタジーやトニー・スコット監督との出会いが大きな転機となった。これらの経験から映画制作を自身でコントロールし、プロデューサー業も担う完璧主義者としての姿勢が育まれている。

ファンと関係者双方からの支持を受けながら、トムは命を張ったアクションと作品作りへの強い情熱を持ち続けている。最新作の撮影中に足を骨折しても撮影を続行したエピソードは、彼の真摯な姿勢を象徴する。

まさに、知名度や年齢を超えた、スクリーンの輝きを放つトム・クルーズの魅力が改めて際立った誕生日イベントだった。