阿部寛が主演を務める話題作『俺ではない炎上』に、なにわ男子の長尾謙杜が出演することが明らかになった。

この映画は、SNSの発達によって個人情報が容易に収集され、身に覚えのない事件の犯人に仕立て上げられ炎上してしまう現代社会の問題を描く。

阿部が演じる主人公・山縣泰介は、大手ハウスメーカーに勤務する営業部長。ある日、SNSアカウントから女子大生の遺体画像が拡散され、殺人犯としてネットで激しい炎上に巻き込まれてしまう。

長尾は山縣の勤務先の取引先社員・青江役で出演しており、この作品で現代社会が抱える問題を映像を通じてエンターテインメントとして届けたいとコメントしている。

さらに、謎の大学生役の芦田愛菜、インフルエンサーの大学生役の藤原大祐、山縣の妻役の夏川結衣も共演し、複数のキャラクターが巻き起こす人間ドラマが展開される。

映画は9月26日に公開予定で、SNSを介した誤情報や炎上の恐怖をリアルに描くとともに、現代社会のデジタルリスクに対する警鐘を鳴らす内容となっている。

本作のポスタービジュアルでは、山縣を取り巻く燃え盛る炎がSNS上の猛攻撃を象徴し、「えっ、SNSで人生終了――！？」というキャッチコピーが観る者に鋭いインパクトを与えている。

キャスト陣は社会的メッセージを意識しつつ、観客に楽しんでもらえる作品となることを期待している。

なにわ男子の長尾も俳優としての新境地を開拓し、推しとしての魅力がさらに広がる一作となるだろう。

SNS時代の怖さと人間ドラマを融合させた映画『俺ではない炎上』は、オタ活中のファンにとっても見逃せない作品になるだろう。