日向坂46の二期生、富田鈴花が2025年6月27日に卒業セレモニーを開催した。

このセレモニーは14thシングル「Love yourself!」の発売記念配信ミニライブ内で行われ、同シングルに収録された全楽曲を披露した後に始まった。

卒業セレモニーでは、富田のアイドル人生を振り返る映像が流れ、前身グループであるけやき坂46時代の楽曲「線香花火が消えるまで」を金村美玖、松田好花とともにパフォーマンスした。

さらに、けやき坂46二期生初の楽曲「半分の記憶」を現役二期生メンバー5人で披露し、ファンに思い出深いステージを届けた。

MCではこれらの楽曲を卒業時に必ず披露したいと話し、「線香花火が消えるまで」の2番始まりでの披露に配信視聴者の反応を楽しみにしていた。

その後、MV撮影時に感動し涙したという「月と星が踊るMidnight」を自身がセンターとして二期生から四期生メンバーとともに演じた。

鈴鹿サーキットで撮影されたインタビューVTRでは、約8年間の活動を振り返り、日向坂46への思いを語る姿が映された。

最後はゴールドのドレスに着替えた富田がステージに一人登場し、感謝や卒業への思いを綴った手紙を読み上げた。

卒業の決断に関する心境や、今後の人生の転機についても触れ、ファンやメンバーへの深い感謝が伝わった。

ステージの最後には二期生から五期生までのメンバーが花を持って登場し、富田への感謝の気持ちを表した。

富田は卒業について「迷いはあったが、この瞬間があってよかった」と語り、この日の思い出とともに長く歩んでいく決意を新たにした。

今回のセレモニーは、ファンにとっても感動的な一夜となり、富田の輝かしい活動のフィナーレを彩った。