木村拓哉さんがYouTube企画で絶賛した富山市の餃子店「ミッちゃん餃子」が、全国的な注目を浴びている。

この店は開店から17年、地元富山県産の厳選されたキャベツなどを使った餡を薄皮でもちもちに包み込むことで、素材の旨みが凝縮された味わいが特徴だ。

木村さんは、多くの冷凍餃子の中から「お取り寄せしたい餃子」としてミッちゃん餃子をナンバーワンに選び、その薄い皮とたっぷりの餡を絶賛した。

YouTube配信直後から注文が殺到し、数日で2000件を超えるメールが届くなど、ネットでも冷凍餃子が瞬く間に売り切れる状況となっている。

店のオーナー中山直美さんは、突然の反響に驚きを隠せなかったが、これを大きな励みにしている。

また、定休日明けには店舗にも多数の訪問客があり、県内の自動販売機も売り切れるほどの人気ぶりだ。

オーナーは手書きの手紙を添えて顧客に届けるなど丁寧な対応を心がけ、木村さんにもタオルと共に商品を送るなど感謝の気持ちを示している。

今後は富山県産キャベツを中心に、年間を通じて地域の名物餃子として全国に広めたい意向だ。

木村拓哉さんの人気が及ぼす影響力の大きさが改めて証明され、地元の味が多くの人に知れ渡った好例と言えるだろう。

推しが推薦したグルメが地域の活性化につながる好事例として、今後の展開に期待が寄せられている。