ヴァイオリニスト堀内優里が、2025年7月から自身初の全国ソロツアー「SOUVENIR」を開始する。

このツアーでは名古屋、大阪、長野、東京、札幌と5都市を巡り、クラシックの名作と自身の個性を融合した多彩なプログラムを披露する予定だ。

ブラームスのヴァイオリンソナタ第2番やバッハのシャコンヌ、シェーンフィールドの作品など伝統と現代を織り交ぜ、音楽が記憶の旅となるよう意図されている。

堀内はアメリカ留学中の経験を踏まえ、一音一音に込める感情と表現を重視しており、技術よりも伝えたい「心のあり方」に主眼を置く演奏を心掛けている。

特に北海道と名古屋は初の演奏地となり、新たな聴衆との出会いが期待されている。

彼女は過去のリサイタルやデュオツアーでの経験を経て、音楽の奥深さに向き合う姿勢が深化し、表現力がいっそう豊かになったという。

このソロツアーを通じて、音と時間が心に残る記憶として届けられ、聴衆の心に深く響く舞台となることが期待される。