お笑いコンビ・千鳥が関わった人気番組で、芸人たちのギャランティの問題が話題となった。特にフルーツポンチの村上健志が「後輩にご飯すら奢れない」と語る劇場ギャラの実態に、千鳥も衝撃を受けた。

番組内では『芸人ギャランティ見直し審査会』を開催し、出演者の大悟さんや専門家が、ギャラに不満を持つ芸人からの訴えを聞き入れ適正価格を鑑定。フルーツポンチやトンツカタン、さや香など6組が参加した。

さや香は過酷なロケの報酬が7,500円と告白し、自身の希望額は1人3万円だった。これに対し専門家からは、評価が適正ではないと指摘される場面もあった。

トンツカタンの森本晋太郎は、ライブ出演のギャラ3000円に対し希望は1万円。出演者大悟は芸人の価値を正当に評価すべきとし、10万円でも良いとの見解を示した。

しかし、審査は事務所の事情や愛着の有無も反映され、厳しい結果となる場合も。千鳥の大悟は芸人のプライドを守る観点から、ギャラの適正化に注目が集まっている。

今回の取り組みは芸人の労働環境や報酬の現実を広く知らしめ、推し活ユーザーにとっても身近で重要なテーマとなった。

芸人たちの笑いの裏にある真剣な交渉や努力を知ることで、応援の新たな視点が得られるだろう。

多くのファンが推しの活躍を応援するためにも、彼らの労働環境への理解が深まることを期待したい。