テクノポップユニットのPerfumeによる衣装展覧会が、6月28日から岩手県立美術館で開幕する。

デビュー20周年を記念し、これまでにステージや映像で着用したおよそ180着の衣装を一堂に展示する。

衣装は、メンバーの世界観を彩る重要なアイテムとしてデザインの魅力や機能性にも焦点があてられている。

この展覧会は全国巡回の5カ所目で、初展示となる17着や衣装の型紙、デザインの発想源となった資料も公開し、ファンにとって貴重な体験となるだろう。

担当学芸員は、岩手が縫製工場などが多い地域であることを踏まえ、制作の裏側にも触れてもらい、今話題の衣装を楽しんでほしいとコメントしている。

Perfumeは1999年結成、2005年メジャーデビューを果たし、NHK紅白歌合戦への度重なる出演や世界ツアーで国内外のファンを魅了している。

音楽だけでなく最先端技術を取り入れた演出も印象的で、今回の展覧会では20年にわたる活動の軌跡を衣装という切り口で辿ることができる。

展覧会は9月28日まで開催され、学生割引等も用意されているので、若い世代のファンにもおすすめだ。

衣装を通じてPerfumeの音楽やパフォーマンスへの感動を新たに体感できるこの機会を見逃さないようにしたい。