韓国で4週連続動員数トップを記録したヒョンビン主演映画『ハルビン』が7月4日、日本で公開される。

本作は1909年、中国・ハルビンで祖国独立を目指す大韓義軍アン・ジュングンの姿を描いたサスペンスアクションで、現代視点で歴史的事件を再解釈している。

主人公アン・ジュングンはヒョンビンが熱演し、その真っ直ぐな使命感と自己犠牲の精神が作品の核となる。彼の俳優デビューは2003年『ボディガード』の悪役で、2005年には『私の名前はキム・サムスン』で主演し、視聴率50%を超える大ヒットで日本でも知名度を高めた。

近年では『愛の不時着』や『コンフィデンシャル：国際共助捜査』に出演し、今年は同じ制作チームの新ドラマ『メイド・イン・コリア』の公開も控えている。

共演にはパク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウクといった韓国映画界の実力派が揃い、特別出演のチョン・ウソンも見どころの一つ。さらに日本人俳優リリー・フランキーが伊藤博文役で出演し、多国籍なキャストが歴史ドラマの緊迫感を一層引き立てている。

監督は韓国現代史を描く名手ウ・ミンホで、話題作『ソウルの春』のスタッフも参加している。

撮影はラトビア、モンゴルなど大規模な海外ロケで壮大な映像世界を実現した。

日本での公開により、歴史的事件を題材にした本作のテーマやヒョンビンの新たな魅力が幅広い層に注目されることが期待される。

映画の見どころやキャスト紹介、メイキング映像の公開もファンの興味を刺激し、推し活がさらに盛り上がるだろう。