俳優の田中圭が6月18日に都内で行われた、三谷幸喜脚本・監督のドラマW『おい、太宰』完成報告会に出席し、不倫疑惑報道後初めて公の場に姿を見せた。

永野芽郁との不倫疑惑報道は4月に週刊文春が報じ、双方の所属事務所は否定しているが、この報告会では騒動には一切触れなかった。

ドラマは完全ワンシーン・ワンカット方式で撮影されており、田中は太宰治を敬愛する平凡な男を演じる。約100分間ほぼ出ずっぱりの厚い役どころで、収録の過酷さも話題になっている。

完成報告会では、三谷幸喜や小池栄子、宮澤エマとともに登壇し、撮影秘話や作品の魅力について語った。小池からの軽妙なツッコミに苦笑いを見せる場面もあり、和やかな空気が伝わった。

田中は、ジムがオファーのきっかけだったと明かすなど、プライベートな会話も交えながらトークを展開。撮影中のエピソードでは、汗に苦戦しながらも共演者の助けを得て乗り越えたことを語った。

同作は12年ぶりの3作目で、海辺を舞台にしたタイムスリップコメディーであり、田中のファンやドラマファンにとって見逃せない作品となっている。

本事件に関しては直接のコメントはなかったものの、作品への情熱と俳優としての真摯な姿勢がうかがえる報告会であった。

今後の放送開始が待ち望まれており、推し活ユーザーにとっては注目のドラマとなりそうだ。