人気キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』の映画ストーリーを体感できる展覧会が、池袋PARCO本館7FのPARCO FACTORYで開催されている。

2017年に始動した本プロジェクトは、総勢18名のキャラクターが6チームに分かれて繰り広げるラップバトルが特徴だ。

声優がラップする楽曲に加え、日本ヒップホップ界で名を馳せるラッパーやトラックメーカーも制作に参加し、リアルな音楽表現が展開されている。

今回の展覧会は、映画のファイナルディビジョン・ラップバトルの物語を三つのステージで追体験できる構成だ。

First Stageでは劇中の名シーンや印象的なセリフ、リリックが空間全体を彩り、各ディビジョンによるバトルの激闘シーンを再現している。

Second StageとFinal Stageは映像を多用した体験型エリアとなっており、特にFinal Stageでは展覧会限定の映像作品も用意され、作品世界に深く没入できる。

劇場内の観客参加型のラップバトル投票が話題となった本映画の興奮を再び感じられる内容だ。

ラップのリズムやキャラクターの個性に加え、それぞれの物語を楽しめる点がファンの心を掴んでいる。

展覧会の会場はファンだけでなく、ヒップホップや演劇、映像表現に興味のある人にとっても見逃せないスポットとなっている。

日本のラップ文化とキャラクターエンターテインメントの融合の先駆けとして、今後の展開も注目されている。