世界的K-POPグループBTSのメンバーが続々と兵役を終え、除隊ラッシュがファンの大きな話題となっている。

今月10日にはRMとV、11日にジミンとジョングクが約1年半の陸軍兵役を終え、昨年はジンとジェイホープが除隊したことで完全体が揃った。

厳しい兵役の中でジミンは北朝鮮との最前線配属や氷点下20度の寒さを経験し、軍隊生活の過酷さも明かした。

兵役が男性アイドルにとってキャリアの壁となる中、BTSはそのイメージを覆し「兵役はキャリアにプラス」との新たな前例を作っている。

彼らの帰還を「第2幕」の始まりとし、所属事務所HYBEの株価も好調で、国内外で注目が高まっている。

特に日本から韓国へのファン旅行が増えており、兵役終わりのファンサービスや楽曲制作に期待が集まる。

BTSの兵役経験は同様の道をたどる他の韓国男性アーティストにも共感を呼び、支持層の拡大が期待されている。

これにより、K-POPの第4世代や第5世代のアーティストたちにとっても安心感を与える動きとなっている。

それぞれの個性を活かしたソロ活動も盛んで、Spotifyでの12億回再生を突破したジョングクの楽曲や、iTunesで多数国の1位を獲得したジェイホープの新曲も話題となっている。

BTSのこれからの活動は、兵役を経てさらに深みを増した表現力と共に期待が高まっている。