2025.6.15
2025.6.15
名古屋市の徳川美術館で、歴史的名刀を一堂に集めた夏季特別展「時をかける名刀」が開催されている。
会場には、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康の所持した刀が並び、国宝11点と重要文化財22点など、合計137点の刀剣と刀装を展示している。
この特別展は同館の90周年を記念する催しで、戦乱の中を生き抜いた刀や家宝として受け継がれてきた品々が歴史的エピソードとともに紹介される。
前期のハイライトは、南北朝時代に作られた重文「山姥切国広」と桃山時代の「本作長義」という二つの重要文化財の刀が並ぶ展示で、刃の薄さや華やかな刃文の違いを比較できる貴重な機会だ。
展示には刀剣の美しさを引き立てる金工や漆工の技術が施された太刀拵や、卵殻やクルミの殻を使った独特の柄なども含まれており、細部まで刀装の芸術性が楽しめる。
加えて、人気ゲームと連動した「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボ企画も注目だ。
普段は公開されない茶室で、ゲームキャラクターの等身大パネルや新たに書き下ろされたイラスト7枚が展示されているほか、関連グッズも販売される。
徳川美術館の学芸員は保存状態の良い刀剣や刀装は珍しく、じっくり鑑賞してほしいと話す。
展示は9月7日までで、後期展示は7月29日から始まる。
観覧料は一般1600円だが、土曜は高校生以下無料で、土日祝は事前オンラインチケットが必須となるため、訪れる際は計画的な予約が望ましい。
歴史の重みと現代のゲーム文化が融合する特別展は、刀剣乱舞のファンだけでなく、刀剣の美術的価値に興味を持つ推し活ユーザーにも必見の内容だ。
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