NMB48の川上千尋は13年間にわたるアイドル活動に終止符を打つことを大阪・なんばのNMB48劇場での公演中に発表した。14歳でグループに加入して以来、数々の挑戦や成長を遂げてきた彼女は、ファンやメンバーと共に歩んだ時間を振り返りながら、「ここでアイドル人生をゲームセットします」と卒業を宣言した。

卒業は年末に予定されているが、川上は残りの活動期間を大切にし、ファンとともに多くの夢を追い続けるという。アイドルとしての夢は叶えたとしつつも、今後は女優を中心にマルチに活躍していく意向を示している。

川上千尋はNMB48の4期生であり、27thシングル「好きだ虫」ではファン投票によってセンターに選ばれるなど、グループを牽引する存在だった。趣味は野球観戦や映画鑑賞、特技はフィギュアスケートや阪神タイガースの応援として知られ、地元大阪出身らしい親しみやすい人柄もファンに愛されている。

彼女はこれまで壁にぶつかることもあったが、ファンと共に励まし合いながら上を目指し続け、数多くのシーンを共にしてきた。卒業後も「チューストライク」などのイベントに参加予定で、推し活を楽しむファンにとっては最後の時間を共有できる貴重な機会となりそうだ。

13年という長きにわたり、推しとしてファンを魅了し続けた川上千尋の新たな挑戦が今後どのように花開くのか、改めて注目が集まっている。アイドル活動から一歩踏み出し、多彩な分野での活躍を期待される彼女の未来に、大きな期待が寄せられている。