トム・クルーズが最新作『ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング』の撮影中に、ギネス世界記録を更新した。

記録は「最も多くの燃えるパラシュートジャンプを成功させた人物」というもので、クルーズは16回ものジャンプを成し遂げた。

このスタントでは燃料を浸したパラシュートを背負い、ヘリコプターから飛び降りた直後にパラシュートに火を点けて落下するという極めて危険なものであった。

クルーズはジャンプ後10秒以内に火を着けるという難しい工程をクリアし、燃え尽きるパラシュートを数秒で切り離して予備のパラシュートで安全に着地している。

撮影チームは、十分な映像を撮るために何度も繰り返しジャンプを行う必要があり、これが16回の成功につながったという。

クルーズはこの他にもシリーズで多数の命知らずのスタントを披露しており、飛行機にしがみつくシーンや、世界最高層ビルの登攀、バイクで崖を飛び降りるアクションなどでファンを驚かせてきた。

2018年の作品では高高度からの自由落下とパラシュート開傘の技術「HALOドロップ」を成功させている。

ギネス編集長は、クルーズを「演技だけでなく実際にアクションヒーローである俳優」と称賛し、彼の挑戦姿勢を高く評価している。

さらに今回の記録はクルーズにとって2つ目のギネス記録であり、連続1億ドル以上の興行収入を記録した俳優としても知られている。

ファンは、そんな彼の最新作を劇場で楽しみながら、記念のアートカードや新たな特典も期待できる。

アクション映画の限界に挑み続けるクルーズの姿は推し活にも刺激的であり、一人一人が彼のスタント精神を感じ取れる絶好の機会となっている。