トム・クルーズが主演を務める映画『ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング』の撮影中に、16回もの燃えるパラシュートジャンプを成功させ、ギネス世界記録の新記録を樹立した。

このスタントは燃料を浸したパラシュートを装着し、ヘリコプターから飛び降りた後、10秒以内に炎を点火しながら落下するという非常に危険かつ難易度の高いものである。

炎上したパラシュートを数秒使用後に切り離し、予備のパラシュートで安全に着地する方法が採られており、撮影チームによると映像収録には複数回のジャンプが必要だった。

16回のジャンプ成功が認定され、「最も多くの燃えるパラシュートジャンプを行った人物」としてギネスに名を連ねた。

これによりクルーズは、アクション俳優としての実力と並び、自らもアクションヒーローであるとの評価を改めて確立した。ギネス記録編集長からも賞賛されている。

さらにクルーズは、「連続して1億ドル以上の興行収入を記録した俳優」としてのギネス記録も保持しており、2012年からの11作がその条件を満たしている。

同シリーズでは過去にも飛行機にしがみつく、世界一高いビルを登る、バイクで崖を飛び降りるなど数々の驚愕スタントが話題となった。

2018年の前作では、空から自由落下しながらパラシュートを開くHALOドロップをカメラの前で成功させている。

5月公開の最新作はシリーズ第8作目として好評を得ており、確かな実績とともにさらに話題を呼んでいる。

この記録は、映画ファンやアクションファンにとっても注目のトピックとなっている。