映画『ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング』の撮影中、トム・クルーズが16回もの燃えるパラシュートジャンプを成功させ、「最も多くの燃えるパラシュートジャンプを行った人物」としてギネス世界記録を更新した。

この驚異的なスタントは、燃料を浸したパラシュートを背負いヘリコプターから飛び降りてから10秒以内に炎を点火しながら落下し、炎上したパラシュートを切り離し予備のパラシュートで安全に着地するというものだ。

撮影チームによると、燃えるパラシュートは非常に早く燃え尽きるため、十分な映像を撮影するために複数回のジャンプが必要であり、そのため16回の成功ジャンプが記録された。

クルーズは以前から『ミッション：インポッシブル』シリーズで、飛行機にしがみついたり、世界一高いビルを登ったり、崖からバイクでジャンプしてパラシュートで着地するなど数々の過激なスタントに挑戦し、アクションの限界を押し広げてきた。

2018年の作品では、自由落下からパラシュートを開く（HALOジャンプ）も自ら行い、その先駆者としても称賛されている。

今回の燃えるパラシュートジャンプギネス記録について、ギネス世界記録編集長は「彼はアクションヒーローを演じるだけでなく、まさに自身がアクションヒーローだと評価している」とコメントした。

また、トム・クルーズはこの記録が2つ目のギネス世界記録で、もう一つは「連続して1億ドル以上の興行収入を記録した俳優」としての記録だ。

この偉業は、2012年の『ジャック・リーチャー』から『ミッション：インポッシブル ファイナル・レコニング』までの11作品の興行成績が対象となっている。

映画は2025年5月に公開され、第8作目として大きな話題を呼んでいる。

推し活ユーザーにとっては、トム・クルーズの実際の肉体を使った過激なスタント挑戦にワクワクし、最新のシリーズでは記念アートカード配布などファン参加型の企画も広がっている点も注目だ。

まさに推し活を盛り上げるニュースとして、彼の挑戦と記録更新は推しファン必見の話題である。