東方神起のカードを勉強机に敷き詰めることでモチベーションを維持し、東京大学理科三類に現役合格した上田彩瑛さんのエピソードが注目されている。彼女は毎日のルーチンを大切にし、集中力が切れた際には東方神起のグッズが励みとなったという。特に勉強の合間の1時間の娯楽時間として、推し活が気分転換とエネルギー補充に役立ったと述べている。これが、厳しい受験勉強を継続するための精神的支柱となり、合格というゴール達成に貢献した。

また、彼女は週に一度、勉強の進捗報告を塾の先生に行うことで自己管理の強化を実現。報告のプレッシャーが集中力を高め、課題を溜めず毎日取り組む習慣を形成した。こうした自己管理と推し活の効果的な融合は、推しを持つ多くの学生にとって参考になる事例だ。

推しの存在は、ただのファン心理に留まらず、具体的な目標達成の後押しとなる重要な要素である。推しグッズを勉強空間に置くことで自己効力感が高まり、ルーチン作りを支援することが示唆された。東方神起のカードは彼女にとってただのコレクションを超え、日々の努力を支える相棒となっている。

今後も推し活は、オタ活を楽しみながら目標に向かうための有効な手段として注目されそうだ。特に忙しい学業の日々の中で、推しを活用した心のケアやモチベーション維持の方法として、推し活が広がっていく可能性もある。