韓国の人気グループBTSのRMとVの二人が、約1年半に及ぶ兵役を終え、2025年6月10日に除隊した。

二人は韓国北部の陸軍施設で多くのファンから熱烈な歓声を受け、RMはサックスで「名探偵コナン」のテーマ曲を披露し、Vは花束を手に笑顔を見せた。

この祝福ムードは周辺でも続き、除隊を祝う横断幕や歓迎バスが並び、RMとVが兵役に就いていた間も変わらぬ人気をうかがわせた。

これまでBTSメンバーは分散して兵役に就いていたが、RMとVの復帰に続き、ジョングクやジミンも6月中に除隊予定で、最後のシュガの社会服務終了後には完全体での活動再開が待たれている。

専門家はBTSの全員が再契約し、再びグループとして活動を続けることは稀であり、軍隊期間を経てもグループの結束力とファンの支持の強さが明確な強みであると指摘する。

また、兵役による活動休止期間が長くなり次世代のアイドルが台頭する中でも、BTSには根強い人気とブランド力があり、これが完全体での復帰を後押ししている。

RMは「再びBTSのリーダーとしてかっこよく走っていきたい」と意気込みを語り、Vはファンへの感謝を述べるとともに「ステージに戻ることが最も望んでいる」と公演への意欲を示した。

これによりファンの期待は高まり、6月以降の彼らの活動再開は大きな注目を集めている。

BTSは全メンバーが兵役を終え、再びグループとして新たなステージへ踏み出す準備が整いつつある。

HYBEは本社ビルに「WE ARE BACK」というメッセージを掲げ、ファンとともにその復活を祝福している。