6月18日から浅草花劇場で上演される舞台「ろくでなしコーラス2025」の制作発表が6月9日に東京・表参道で開催された。

本作は過去2回の上演で好評を博しており、再演の要望に応えた3度目の上演となる。脚本は田中大祐氏が手掛け、舞台は場末のミックスバーを舞台にしている。

物語は、ママさんコーラスのステージを目指す登場人物たちがそれぞれの悩みや壁を乗り越える過程を描いたミュージカル風コメディだ。歌とダンス、ユーモアが融合し、観客に笑いと感動、勇気を届ける構成となっている。

制作発表会には演出家の安藤亮司をはじめ、主演の古谷大和、ママ役の瀬下尚人、そしてSUPERNOVAのグァンスも出演。その他にもTRITOPS*のチャン・ユジュンやmocaの千秋など多彩なキャストが参加し、賑やかな発表となった。

トークでは稽古場のエピソードが披露され、キャスト間の温かい雰囲気が伝わった。メイクや衣装に身を包んだ姿も公開され、キャストの舞台への意気込みが感じられた。

SUPERNOVAのグァンスは舞台メイクや衣装について「カツラやメイクで気持ち悪くなったが満足感もある」と述べ、多彩なパフォーマンスに向けた探求心を見せている。

ファンにとっては、好きなアーティストが新しい舞台で輝く姿が見られる貴重な機会であり、期待が高まる。

笑いと感動を届けるミュージカルは、演劇ファンやSUPERNOVAファンだけでなく多くの観客へ刺激を提供する作品と言えそうだ。