ガールズグループITZYが、6月9日に最新ミニアルバム『Girls Will Be Girls』をリリースし、約8か月ぶりのカムバックを果たした。新作にはタイトル曲「Girls Will Be Girls」を含む全5曲が収録されており、チームワークと連帯感をテーマに据えた作品である。

アルバムは「私たち」というメッセージを軸に、メンバー間やファンとの絆を強調。イェジは「今年6周年を迎え、今回はこれまでとは異なり、個人ではなく『私たち』としての姿を見せることにこだわった」と述べ、チェリョンも「メンバーとファンの間の一体感を表現し、パフォーマンス面でも自然な成長を目指した」と話している。

また、公式YouTubeチャンネルで行われたカウントダウンライブではファンとの交流も盛んに行われ、5人は連帯感と友情の深さを実感しながら制作に臨んだことを語った。

ミュージックビデオはアメリカ・ジョージア州で撮影され、神秘的な映像美とストーリー性が高く評価されている。世間の偏見を象徴する“目玉鳥”というクリーチャーから逃れつつ、手を離さずに前進する5人の姿を描き、「一緒なら何も怖くない」というメッセージを強く打ち出している。

この新譜はリリース直後から世界的に反響を呼び、ワールドワイドiTunesアルバムチャートで首位を獲得。香港、インド、シンガポールなど複数の地域でもトップチャート入りし、YouTubeではミュージックビデオがトレンドの「ミュージックビデオ・ワールドワイド」部門で1位となるなど、グローバルな注目を集めている。

一方、ITZYはデビュー7周年を目前に控え、再契約についても話題。チェリョンは「すでに再契約の調整中で、良い知らせを届けたい」とコメントし、ファンの期待に応えようとしている。

全体として今回のアルバムと活動は、ITZYの揺るがぬ絆と成長した姿を示し、世界のファンとの繋がりをさらに強固なものにしている。K-POPガールズグループとしての存在感を改めて証明する内容となった。