2025.6.11
2025.6.11
俳優で歌手の菅田将暉が歌う楽曲『虹』は、作詞・作曲を担当した石崎ひゅーいによる特別な作品である。石崎によると、この曲の制作は菅田からの「一緒に作ろう」という誘いがきっかけだったという。一般的に「虹」と聞くと空にかかる大きな虹が思い浮かぶが、同曲で描かれた虹は、じょうろで植物に水をやる際にできる「小さな虹」をイメージしている。
歌詞のテーマは家族愛だが、作詞者自身は結婚しておらず、孤独な生活を送っているため、現実の自身の気持ちとは正反対の願望が込められていると明かしている。小さな幸せを感じることが難しい中で、じょうろの虹を見ることで幸せを感じたいという思いが歌詞に反映されている。
また石崎は、歌手の森山直太朗の楽曲「愛し君へ」に大きな影響を受けたことも語った。彼は20代前半の頃、曲作りや歌唱の夢に半ば諦めていたが、この曲に触発されて自分の人生観が変わったという。偶然の出会いで森山に直接その想いを伝えた際には酔っていたため「あなたより上手く歌えます」と冗談交じりで伝えてしまったが、翌日には森山からの温かい返事をもらい、それがきっかけでYouTubeチャンネルでのデュエットも実現したというエピソードも紹介された。
このように『虹』は単なる楽曲を超えて、作り手と歌い手双方の想いと願望が織り込まれた、聞く者の心に深く刺さる作品となっている。今後も菅田将暉の独特な世界観を反映した音楽表現に期待が高まる。
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