韓国の人気俳優ヒョンビンが主演を務める映画『ハルビン』が、2025年7月4日より日本全国で公開される。

本作は、1909年の中国・ハルビンを舞台に、大韓義軍のアン・ジュングン（安重根）らが祖国独立の使命を胸に戦う歴史的事件を現代の視点から再解釈したサスペンス・アクションである。

韓国で4週連続観客動員数1位を記録し、第49回トロント国際映画祭GALA部門のワールドプレミア上映や、第61回百想芸術大賞で映画部門最優秀作品賞と大賞の2冠を獲得するなど高い評価を受けた。

監督のウ・ミンホは韓国現代史を描くヒットメーカーであり、本作にはパク・ジョンミン、チョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウク、特別出演のチョン・ウソンも出演している。

さらに日本のリリー・フランキーが伊藤博文役として特別出演している点も注目される。

製作陣はラトビアやモンゴルなど海外での大規模なロケーション撮影を敢行し、迫力ある映像美を実現した。

日本での公開に先駆けて、ヒョンビンとウ・ミンホ監督が6月27日に来日し、新宿ピカデリーでジャパンプレミアを開催。

また、丸の内ピカデリーでの舞台挨拶も行われ、ファンとの交流も予定されている。

チケットは先行予約が6月10日から19日まで、一般販売は6月21日から26日までチケットぴあで販売される。

ヒョンビンの15年ぶりとなる日本での大規模プロモーションは、多くのファンにとっても貴重な機会となるだろう。

このサスペンス・アクション映画の公開は、韓国の歴史的事件に光を当てると同時に、ヒョンビンの多彩な魅力を再認識させるものとなる。