韓国の人気俳優ヒョンビンが主演を務めるサスペンス・アクション映画『ハルビン』が、2025年7月4日より日本で全国公開される。

本作は、大韓義軍のアン・ジュングン（安重根）を主人公に据え、中国・ハルビンで起きた歴史的事件を現代の視点から描き出す。ヒョンビンはこの重要な役どころを熱演し、パク・ジョンミンやチョ・ウジン、チョン・ヨビン、イ・ドンウク、さらには特別出演のチョン・ウソンといった実力派俳優たちが共演している。

また、日本の俳優であるリリー・フランキーも伊藤博文役で出演し、国際色豊かな配役となっている。

監督は韓国現代史を得意とするウ・ミンホ氏。彼と2023年に韓国ナンバーワンヒットを記録した『ソウルの春』制作スタッフが製作に携わり、ラトビアやモンゴルでの大規模な海外ロケも敢行。圧巻の映像美を実現している。

この映画は、第49回トロント国際映画祭のGALAプレゼンテーション部門でワールドプレミア上映され、5月には韓国の百想芸術大賞にて映画部門最優秀作品賞と撮影監督賞の2冠に輝いた。

ヒョンビンの来日プロモーションは、2010年のドラマ『私の名前はキム・サムスン』以来15年ぶりとなる。6月27日には新宿ピカデリーでのジャパンプレミア、さらに丸の内ピカデリーでの舞台挨拶も予定されている。

チケットは6月10日から先行予約が始まり、一般販売は6月21日からとなっている。

ファンにとっては嬉しいヒョンビンの久々の来日と、新作の公開が待ち遠しいイベントである。

この機会に韓国映画の新たな傑作を劇場で味わい、その魅力を堪能してほしい。