菅田将暉と石崎ひゅーいがコラボした楽曲「虹」には、空にかかる大きな虹ではなく、日常の中の小さな虹がテーマとして込められている。石崎は自身が作詞作曲を担当した同曲の制作について、菅田からの一言「一緒に作ろう」がきっかけと明かした。

それまで空にかかる大きな虹を連想しがちな「虹」という言葉だが、この曲ではベランダで植物に水をやる際にできる小さな虹をイメージ。

家族愛をテーマにした歌詞は、石崎本人が孤独な生活を送る中での想像の世界でもあるという。

「小さな幸せを見てもなかなか幸せと感じられない自分が、じょうろでできる虹を見て幸せになりたいという願望が込められている」と自身の心境を語っている。

また、石崎は歌手の森山直太朗の楽曲「愛し君へ」を「100年後に残したい曲」としてすすめ、若い頃は自ら曲を作って歌うことに半ば挫折感を抱いていたが、この曲との出会いで音楽活動への情熱が再燃した。

さらには森山との偶然の出会いで、酔った勢いで「あなたよりうまく歌えます」と伝えてしまうも、その後YouTubeでのデュエットにまでつながったエピソードも明かされた。

このように、菅田将暉と石崎の深い信頼関係と互いの音楽への想いが結実した「虹」は、多くのファンにとって新たな魅力を持つ楽曲として輝きを増している。

今後もこの二人のコラボレーションに期待が高まるところである。