山下智久が主演したドラマ「ブルーモーメント」の劇場版企画が白紙となったことが報じられた。

同ドラマは小沢かなの同名漫画を原作に、特別災害対策本部（SDM）が気象災害から人命を守る姿を描き、山下は気象班チーフ晴原柑九朗役を好演した。

ドラマ最終回には続編を示唆する演出があり、山下もインタビューで続編への意欲を示していた。しかし、フジテレビ内の人権問題や中居正広氏に関わる騒動が起きた影響で、制作環境に悪影響が生じたことが背景にある。

さらに山下側は海外での活動が多く、イタリアのブルガリやフランスのディオールなどの高級ブランドアンバサダーも務めている。

海外では性暴力や性加害問題に対する人権意識が非常に高いため、山下は問題を抱えるフジテレビとの距離を置くことを選択したと伝えられる。

この決断は、山下がより国際的な舞台での信頼を重視する姿勢の表れでもある。

当該問題はイギリスBBCを含む複数の海外メディアにも波及しているという。

ドラマの映画化構想は残念ながら見送られたが、山下の演技や作品の評価は依然として高いため、新プロジェクトに期待が集まっている。

今後の活動に注目が集まる中、ファンも引き続き応援を続けるだろう。