俳優の菅田将暉に楽曲を提供したシンガーソングライターの石崎ひゅーいが、その楽曲「虹」の制作のきっかけや歌詞に込めた思いを語った。

同曲は2020年公開の映画「STAND BY ME ドラえもん 2」の主題歌としても知られている。石崎によると、楽曲制作は菅田からの誘いが発端であった。

タイトルの「虹」と聞くと多くの人は空にかかる大きな虹を想像するが、石崎はガーデニングなどでじょうろの水が作る小さな虹を表現したいと考えたという。

歌詞には家族愛がテーマに含まれているが、石崎自身はまだ結婚しておらず、あくまでも想像を膨らませて作った作品だと説明している。

孤独な生活を送る中で、小さな幸せを感じたいという本人の願望が歌詞に反映されているとのことで、正反対の感情が作品には込められている。

また、石崎は自身の音楽人生に影響を与えた森山直太朗の楽曲「愛し君へ」についても語り、若い頃に自身の楽曲制作への情熱が揺らいだ時期があったが、この歌と出会い音楽活動への意欲が回復したと明かした。

そして偶然出会った森山に直接「あなたより上手く歌えます」と酔った勢いで伝えるなど、裏話も披露。

最終的には森山のYouTubeチャンネルでデュエットするまでに至ったことも明かし、ファンには嬉しいコラボエピソードとなっている。

菅田将暉と石崎ひゅーいのコラボレーションによって生まれた「虹」は、小さな幸せや温かさを感じさせる特別な楽曲として支持されている。

この楽曲が持つ深い意味合いと誕生秘話は、推し活ユーザーにとっても共感を呼ぶ内容であるといえるだろう。