トム・クルーズは最新作『ミッション：インポッシブル／ファイナル・レコニング』の撮影で、史上稀な命懸けのスタントに挑み話題となった。

彼は南アフリカのドラケンスバーグ山脈でヘリコプターから高度約2286メートルの地点へ上昇し、燃料を吸わせたパラシュートで火が点く状態での降下に成功。

特に、火が燃え盛るパラシュートを背負ったまま16回もの飛行を果たし、「個人で最も多く燃えたパラシュートで飛んだ」というギネス世界記録を獲得した。

このスタントは単なる降下ではなく、火が付いたパラシュートのねじれを解消し、安全に二つ目のパラシュートへ切り替える高度な技術が求められ、制限時間はわずか10秒という極限状態での挑戦だった。

ギネス世界記録の編集長も彼のキャリアの素晴らしさと、連続して大作への出演を続け、世界的な興行収入を誇るアクションスターとしての地位を称賛している。

同作は公開後、全世界で3億5000万ドル（約512億円）を超える興行収入を記録、国内でも週末興行ランキングトップを守り続けるなど、観客動員数においても圧倒的な人気を示している。

これまでにない危険な挑戦と記録達成で、トム・クルーズの『ミッション：インポッシブル』シリーズはさらに注目を集め、推し活ファンにとっても見応えのある話題となっている。

彼の実直な姿勢と挑戦精神は、アクション映画ファンのみならず、多くの観客に刺激を与え続けている。

今後もこのシリーズの動向から目が離せない中、迫力あるスタントと作品の物語性がファンの期待を高めている。