2025.6.10
2025.6.10
2024年4月期に放送された山下智久主演の連続ドラマ「ブルーモーメント」の劇場版企画が白紙になったことが明らかになった。ドラマは気象災害に立ち向かう架空の組織「SDM(特別災害対策本部)」の活躍を描き、山下は気象班チーフ・晴原柑九朗役を熱演。最終回では続編を匂わせる演出もあったため、ファンの間で劇場版への期待が高まっていた。
しかし、同ドラマを巡る背景にはフジテレビ内で起きた人権意識に関する問題が影響している。特に元タレントの中居正広氏とフジテレビ女性アナウンサー間のトラブル問題がメディアを賑わせ、同局の対応や責任問題が続いている中で、山下の所属事務所はフジテレビとの交渉を続けていたものの、最終的に出演保留の決断を下したという。
山下は日本のみならず海外での活動も精力的に行っている。イタリアのブルガリやフランスのディオールといった世界的高級ブランドのアンバサダーも務めており、海外では性暴力や性加害への厳しい対応が常識であることが背景にある。海外活動の影響もあり、問題を抱えるフジテレビから距離をおく決断となった。
ドラマ原作は小沢かな氏の漫画で、命がけで救助に当たる組織のドラマ性に加えて、山下の演技が高く評価された作品であった。続編や劇場版の実現を望む声も多かっただけに、今回の白紙決定はファンにとって非常に残念だが、今後の動向に注目が集まる。
なお、フジテレビは詳細について明言を避けているが、業界関係者の間では山下の海外の活動や人権意識の高さが契約断念の大きな要因であると見られている。国内外で幅広く活躍する山下の今後の作品への起用にも影響がある可能性があるため、ファンは最新の情報を注視し続ける必要がある。
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