日本発のメタルユニットBABYMETALは、今年結成15周年を迎え、様々な形で注目を集めている。まず、音楽専門誌『ぴあMUSIC COMPLEX（PMC） Vol.36』では、BABYMETALが表紙を飾り、40ページにわたる大特集が組まれている。

この号ではワールドツアー中の彼女たちやプロデューサーKOBAMETALへのロングインタビュー、新作4thアルバム『METAL FORTH』についての詳細な解説、さらに世界的なメタルシーンの次世代アーティストとの交流も紹介されている。

6月9日から15日の間、東京・田園都市線渋谷駅の道玄坂方面改札外コンコースでは、BABYMETALの写真を使った大型ビルボードも掲出され、ファンの目を楽しませている。

また、BABYMETALの新作アルバム『METAL FORTH』は世界的名門レコード会社キャピトル・レコードと契約し、メタルとアイドルの融合を世界に発信する作品だ。収録曲には世界各地のアーティストとコラボした楽曲も多く、特に米国のハードロックデジタルチャート1位を獲得したElectric Callboyとの共作や、異色のPoppyを迎えた楽曲「from me to u」が注目されている。

加えて、BABYMETALは今年5月30日にイギリス・ロンドンのO2アリーナで史上初となる日本人アーティストの単独公演を成功させ、2万人を熱狂させた。この歴史的ライブは、多数の海外フェス出演とワールドツアーの成果であり、約101万人を動員した2024年の世界ツアーの集大成とも言える。

このツアーは22か国で51公演を実施し、イギリス最大級のロックフェス出演も含まれている。

ロンドンはBABYMETALにとって第二の故郷とも呼べる地で、2014年のフェス出演を契機に海外メタルファンの心を掴んで以来、勢いを維持している。

今後も日本の新世代メタルを牽引する存在としての活躍が期待されるだろう。