SMILE-UP.（旧ジャニーズ事務所）の代表取締役、藤島ジュリー景子氏の半生とこれまで語られてこなかった内幕を収めたインタビュー本「ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間」が7月に刊行される。作家の早見和真氏が聞き手となり、ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題や、人気グループの嵐に対する思いなど、多くのファンが関心を寄せるトピックに深く迫る内容だ。

本書は、藤島氏が叔父のジャニー喜多川氏や母のメリー喜多川氏との関係性、そして長年ジャニーズ事務所を支えた自身の歩みを明かす貴重な記録である。

また、嵐という国民的グループに関しても、彼女の視点からその成長と解散の背景を含めた内情が語られている。

藤島氏は過去の様々な出来事についてどのように受け止め、今後どう贖罪と向き合うかという心情にも触れており、ファンにとっては複雑な心情を理解する手がかりとなる。

新潮社では雑誌に先立ち、冒頭50ページを公開するなど話題を呼んでいる。早見氏は藤島氏との長時間のインタビューを通じて、彼女の等身大の姿や思いを伝えたいとコメントしている。

この書籍は、ジャニーズ事務所および嵐ファンにとって、これまでの歴史を振り返り、新たに理解を深める貴重な1冊になりそうだ。

推し活で嵐を応援し続けるファンにとっては、彼女の見解や裏話を知ることで、グループへの思いをより深める絶好の機会になるであろう。