2025.6.10
2025.6.10
ジャニーズ事務所の旧体制にまつわる重要なインタビュー本が話題を集めている。7月に刊行される「ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間」は、事務所代表の藤島ジュリー氏の半生を通じて、ジャニーズの内部事情や性加害問題、そして人気グループ・嵐の歩みを深く描き出す内容である。
本書は作家の早見和真氏が藤島氏に40時間以上にわたって取材し、これまで明かされてこなかった事実や思いを記録したものである。藤島氏は旧ジャニーズ事務所の代表として、叔父のジャニー喜多川氏や母のメリー喜多川氏との関係、そして事務所に所属したタレントたちへの思いを語っている。
特に嵐に対しては二人三脚で歩んできた歴史と、解散に至るまでの複雑な心境を含め、ファンが知らなかった視点が示されている。これにより、嵐のファンにとっては新たな理解や共感を得られる貴重な資料となった。
藤島氏の語る言葉は自己の贖罪の思いも込められており、人間的な側面も見えてくる。書籍はジャニーズファンだけでなく、芸能界の舞台裏を知りたい読者にとっても注目の一冊である。
新潮社が本書の冒頭50ページを公開し、多くの反響を呼んでいる。この公開部分で、藤島氏の息遣いや真摯な心情が伝わるため、予約や購入意欲を刺激している。
出版をきっかけに、ジャニーズ事務所の歴史やそこに関わった人々の思いが改めて振り返られ、ファンの間では議論や感動も広がることが期待されている。
今回の著作は、単なる暴露本ではなく、複雑な背景と人物像に深く迫るドキュメンタリーとして評価されている。また、アイドルグループの移り変わりやファンとの関係性を考える上でも重要な文献となるだろう。
多角的な視点からジャニーズの過去と現在を知ることで、今後の推し活にも新たな気付きや理解がもたらされるに違いない。
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