人気ガールズグループ少女時代のメンバーで女優としても活躍するユナに対し、悪質なコメントや虚偽の事実の流布が相次いでいることを受け、所属事務所SMエンターテインメントが強固な法的対応を表明した。

事務所は6月10日に公式声明を発表し、すでに告訴状を提出し捜査協力を要請したと明かしている。悪意ある投稿には、実名だけでなくイニシャルやニックネームなど、推測させるあらゆる表現も違法行為と判定し、刑事告訴を含む民事・刑事のあらゆる措置を講じているという。

示談や善処は一切行わず、厳しい姿勢で臨む方針だ。これによりファンや関係者からの積極的な通報も求め、権益保護に注力している。

ユナは2007年の少女時代デビュー以来「少女時代の顔」として国内外で多大な支持を獲得し、女優業でも主演映画が大ヒットを記録するなど多方面で成功を収めている。最近は新ドラマ『暴君のシェフ』の撮影も進めている。

悪質なネット書き込みがエンタメ業界に与える影響は大きく、アーティストの精神と活動に支障をきたす事例も増えている。こうした背景から、多くのファンが推しの尊厳と安全を守ろうと声を上げる動きも起きている。

今回のユナさんへの対応は、エンタメ界全体で深刻化するネット誹謗中傷への対策強化の一環ともいえる。

推し活をより安心して楽しむためには、オンライン上のマナーやモラルへの理解も重要だ。ユナの事務所が示す厳正処置は、芸能人を支えるファンの心強い後ろ盾となるだろう。

今後も彼女の安全と活躍を願うファンの声が広がるなか、推しへの愛情表現が健全な形で続くことが望まれている。