永野芽郁が出演するTBS日曜劇場『キャスター』が6月15日に最終回を迎える。報道局を舞台にした社会派ドラマで、永野は総合演出役を務め、主演の阿部寛と共に真実を追求する役柄だ。ドラマ放送中に週刊文春から永野の不倫疑惑が報じられ、事務所やCMスポンサーは対応に追われた。報道後、永野の出演シーンが減少したとのSNSの指摘もあったが、ドラマ制作関係者によればこれはストーリー進行上の偶然によるもので、意図的なものではない。実際、第8話での出演シーンはすでに3月に撮影されており、不倫報道とはタイミングが異なる。永野はラジオ番組で謝罪コメントを発表し、心境を語ったが、不倫自体は本人も事務所も否定している。ドラマ関係者からは、放送中のスキャンダルで派手な動きは避けるのが通例と説明される。通常、ドラマ放映中に過度な釈明や謝罪は控えられ、このスタンスは過去の同様の事例でも踏襲されてきた。永野は今後、Netflixでのドラマ出演が予定されており、こちらのキャスティングは不倫報道前の段階で決まっていたこともあり、撮影は継続される見込みだ。しかし視聴者からはサブスクリプションサービスでのスキャンダルタレントの復帰に冷ややかな反応もある。永野はその一方で主演映画も控えるなど、芸能界での復活を目指している。