BTSの人気メンバー、RMとVが韓国の兵役を終え、6月10日に無事に除隊した。除隊式ではRMが自らテナーサックスの演奏を披露し、一方のVは花束を手に笑顔でファンに敬礼した。2人は軍服姿でライブ配信も行い、ファンに向けて「本当に会いたかった」と率直な思いを伝えている。

韓国では30歳未満の男性に18か月以上の兵役が義務付けられており、BTSの7人のメンバーは2022年以降、兵役に就いていた。これまでにジンとジェイホープが除隊し、今月中にはジミン、ジョングクも除隊を迎える見込みとなっている。肩の負傷で社会服務要員として勤務しているシュガも6月21日に除隊予定で、7人全員が今月中に兵役を終えることになる。

RMは除隊会見で「兵役中はつらいこともあったが、国を守る多くの人々の存在を痛感した」と振り返った。Vも「心身のリセット期間として意味があった」と述べ、活動再開に前向きな姿勢をみせている。

メンバー全員は既に事務所HYBEと新たな契約を結んでおり、ファンや業界ではBTSの活動再開に期待が高まっている。現在、HYBEには一部法的問題があるものの株価は上昇傾向で、メンバー復帰は大きな追い風となる見込みだ。

BTSの完全復活はK-POP業界全体にも良い影響を与えることが期待されており、今後のニューアルバム制作やステージ復帰など、具体的な活動情報にも注目が集まっている。

ファンからは除隊を喜ぶ声がSNSに多数寄せられており、「夢みたい」「待ってたよ」と歓迎ムードが溢れている。各メンバーの活躍を再び見られる日が待ち遠しい状況である。