2025.6.10
2025.6.10
NHKの連続テレビ小説『あんぱん』で主演を務める今田美桜が演じる若松のぶが、物語の重要な場面で夫・次郎(中島歩)からの手紙を受け取るシーンが注目されている。
ドラマは、やなせたかし氏とその妻の人生をモデルに、困難な時代を生き抜く夫婦の姿を描く。今田が演じる得意のぶは、舞台となる昭和17年の厳しい時代を背景に、夫の軍人生活と自身の教育者としての奮闘を見せている。
第53話では、のぶのもとに夫・次郎からの手紙が届き、彼女の心情やこれからの展開に深い影響を与える重要なエピソードとなっている。
一方、ドラマは戦時下の小倉連隊に送られた若松家の息子・柳井嵩(北村匠海)が中心となり、厳しい軍隊生活の中での人間模様も丹念に描写されている。
こうしたシリアスな背景のなかでも、のぶの温かさや夫婦の絆が際立ち、視聴者の支持を集めている。
脚本は『花子とアン』や『Doctor-X』で知られる中園ミホ氏が手掛けており、リアルな時代描写とヒューマンドラマの融合が魅力だ。
また、RADWIMPSが主題歌「賜物」を担当し、物語の感動を深めている。
SNSでは、のぶが回想シーン中心の出演となる週もありながら、その存在感に対する期待や応援の声が多くみられている。
『あんぱん』はNHK総合で毎週月曜から土曜の朝8時に放送されており、今後の展開に注目が集まっている。
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