YOASOBIは2024年に結成5周年を迎え、国内で大規模なドーム公演や7都市14公演のアジアアリーナツアーを成功裏に完走した。この勢いを受けて、2025年6月にスペイン・バルセロナで開催されたヨーロッパ最大級の音楽フェス「Primavera Sound 2025」に出演し、日本人アーティストとして初めてのメインステージで堂々たるパフォーマンスを披露した。

公演では特徴的なモンスターバルーンをステージに設置し、YOASOBIならではの唯一無二の世界観を強く演出。約50分間にわたり代表曲を惜しみなく披露して現地の音楽ファンを魅了した。

さらに、彼らのヨーロッパ初の単独公演がイギリス・ロンドンの歴史あるWembley Arenaで2日間にわたって行われ、約1.8万人を動員。Ayaseとikuraは日本語で「We are YOASOBI from Japan」と宣言し、その場の空気を一気に熱狂させた。

ライブは約100分にわたり進み、代表曲「夜に駆ける」から最新曲「Watch me！」まで多彩なセットリストで観客を魅了。特にゲームをモチーフにした「PLAYERS」や「好きだ」「ハルジオン」などを交えた構成が現地ファンにも響いた。

このステージでは、YOASOBIの持つ物語性と音楽性が国籍や言語の壁を越え、熱量の高い一体感を生み出した。観客は音楽の力でつながり、共鳴しあう貴重な体験をしたと言える。

こうした海外での活躍は、YOASOBIにとって新たな挑戦と成功であり、日本のJ-POPシーンを世界に押し広げる存在としての存在感をより一層強める結果となった。

今後も彼らの動向から目が離せない状況であり、国内外のファンにとって圧倒的なライブ体験をもたらした。