ジュブナイルバレーボール漫画「ハイキュー!!」の舞台化であるハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」が、中国ツアーを控え、キャスト陣が公開マスコミ発表会に登壇した。

舞台では、日向翔陽役の二宮礼夢や影山飛雄役の原昇亜らがキャラクター扮装で登場し、シリーズ初代日向翔陽役の須賀健太らと共に舞台の魅力を語った。

この中国ツアーは『ハイキュー!!』の舞台化としては海外最大規模で、上海、北京を含む中国の6都市を巡った大規模な公演となる。

2015年の初演以来、リアルなバレーボールの試合観戦のような臨場感を特徴に、観客にまるで原作のバレーコートにいるかのような熱狂体験を届けてきた。

今回の公演では、過去の公演をベースにキャストを一新し、新たな魅力を加えている。演劇はバレーボールと同様に「繋ぐ」ことを大切にし、過去の演劇関係者の想いも受け継いで舞台を作り上げているという。

二宮は「日向は自転車で山を越えるが、この舞台は海を越える」と中国ツアーの意気込みを語り、熱い応援を呼びかけている。

ファンイベント「ハイキュー!! FAN PARK」も盛況で、元日本代表のバレーボール選手も訪れるなど、作品と競技の双方の熱狂が一体化している。

アクセサリーコラボや全国でのファンイベントも相次ぎ、ファンの推し活をさらに盛り上げている。

海外展開やファン参加型イベントが加速する中、今後も「ハイキュー!!」の世界は広がり続けていく見込みだ。