AKB48の小栗有以が、主演を務める映画『2025年7月5日午前4時18分』の完成披露舞台あいさつに登壇し、役柄や自身の新たな挑戦について語った。本作は、2025年7月5日に隕石衝突や大地震などの破滅的災害が起こるというネット上の噂を題材にしている。

劇中で小栗は、誕生日を迎える純粋で家族仲の良い主人公・原ハルカを演じている。撮影中にはハルカの父親が作るオムライスを美味しく味わうシーンがあり、小栗自身も幸せを感じながら多くのオムライスを食べたそうだ。

監督からは「ホラー映画にしてはかわいすぎる」と絶賛されており、小栗は怖い表情や驚きの表情など普段見せない顔の演技に挑戦。セリフが少ない分、表情と息遣いで感情を表現しようと努力し、役作りの際には表情筋をほぐすトレーニングも行った。

また、小栗は約11年間黒髪を貫いてきたことに触れ、「ド金髪にしてみたい」という願望も告白。誕生日や特別な機会に金髪にするチャンスをずっと待っていたが、きっかけがなく今回の映画の話題もあって挑戦を考えているという。

監督は高性能カメラの使用で小栗の表情の美しさが大画面で際立つと語り、ファンからも新たな挑戦を楽しみにする声が集まっている。

なお、この完成披露舞台挨拶ではファンからホラー映画に懸念の声もあったものの、多くが意を決して映画を観に来ている様子が伝わった。小栗のさらなる演技の幅拡大やイメージチェンジに注目が集まっている。