2025.6.10
2025.6.10
俳優の菅田将暉が、NHK放送100年特集ドラマ『火星の女王』に出演することが発表された。
本作は、小川哲の原作を基にした脚本家の吉田玲子による脚本で、2125年、火星に10万人が移住して40年後の未来を舞台に展開される。
未来の火星社会では惑星間宇宙開発機関(ISDA)が支配を及ぼし、自由を求める住民たちとの間に静かな揺れ動きが生じている。
菅田は地球に住むISDA日本支局の若手職員・白石アオトを演じる。彼は火星で研修中に視覚障害を持つ主人公リリ-E1102と出会い、共通する地球のバンド「ディスク・マイナーズ」のファンという縁から意気投合する。
一方で父が22年前に行方不明になり、その背景に科学者の影響を疑い続ける内面の葛藤も描かれる。
主演のリリ-E1102役は国際オーディションにより選ばれたスリ・リンが務める。彼女は視覚障害を持ちながら音楽を愛し、未来の火星で生きる若者を成熟した感性で表現する。
菅田はこの役柄について「放送100年という節目に、100年後の世界を想像しながら演じることは未知との遭遇の連続だった」と語り、進化したテクノロジーの隣に変わらぬ人間の体温がある物語に期待を寄せている。
また、彼の幅広い演技力や音楽活動も高く評価されており、今回のSFドラマ出演は新たな挑戦と位置づけられている。
公開されたイメージビジュアルと共に、異色のSF作品として多くの注目を集める本作は12月にNHK総合で放送される予定で、未知の世界観にファンの関心が高まっている。
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