女優の永野芽郁が出演するTBS日曜劇場『キャスター』が6月15日に最終回を迎える。ドラマは報道局を舞台に社会の闇を暴く内容で、永野は総合演出役として存在感を示している。報道によれば、ドラマ放送中のスキャンダル報道後に永野の出演シーンが減少したとの指摘があったが、制作関係者によるとこれはストーリー展開上の自然な演出であり、意図的な出演減少ではないという。

騒動後、永野はラジオで謝罪コメントを出し反省の意を示したが、不倫疑惑は本人および事務所が否定し続けている。その影響で多くのCM契約から写真や動画が削除されるなど、仕事に大きな影響を受けた。さらに2026年放送予定のNHK大河ドラマにも出演辞退することとなったが、現在は『キャスター』を全うし、年内にはNetflixのドラマ撮影復帰も囁かれている。

Netflix側は視聴者からの苦情が地上波に比べて少ないこともあり、不祥事を起こした芸能人の出演が比較的許容されている背景がある。一方でネット上では復帰に対して冷ややかな声も根強く、今後の活動再開に注目が集まっている。なお、主演映画のヒットに関しては期待と伸び悩みの明暗が分かれており、多方面での活動が難しい状況が続いている。

永野芽郁はドラマの中で型破りなキャスター役の阿部寛と共演し、現場ではショートパンツでの撮影などの挑戦的な姿も見せている。これらを経て最終回を迎えることで、演技者としての評価と今後のキャリア形成にどう影響するかが注目される。今後の発表や動向から目が離せない状況であり、ファンからは復帰への期待や応援の声も聞かれている。