BLACKPINKが約2年8カ月ぶりの完全体カムバックに向け、韓国のソウルで新曲のミュージックビデオ撮影を開始した。撮影には海外の有名監督も参加し、彼女たちの音楽的カラーと個性を凝縮した作品になることが期待されている。グループの所属事務所は、今回のMVがBLACKPINKのアイデンティティを体現し、世界トップクラスのアーティストにふさわしい仕上がりになると強調している。 また、メンバーのジェニーは最近、故郷ソウルへの愛情を込めたソロ曲『Seoul City』のミュージックビデオで披露した衣装も話題となっている。特に韓国の伝統工芸“螺鈿（らでん）”を用いたブラックのチューブトップに銀の花が施された衣装は、300時間を超える手作業で作られた一点物であり、アート性の高いファッションとして国内外で注目を集めている。 ピンク色の天使の羽をあしらった衣装には「+82」の刺繍が施されており、韓国の国番号を通じて祖国への誇りを表現している。 ジェニーは、昨年3月にリリースした初のフルアルバム『Ruby』の成功後、世界的なフェス「コーチェラ」やファッション界の祭典「メットガラ」に出演し、ソロアーティストとしても国際的な注目を高めている。 一方、メンバーのリサは2025年上半期を自身のインスタグラムで公開。満載の活動を振り返り、ソロアルバムのリリースや大型フェスへの出演、俳優デビューを果たした充実した半年間を示している。さらに日本の俳優との2ショット写真や、人気番組でのオフショットも公開し、多方面での活躍が垣間見えた。 BLACKPINKはグループとしての新アルバム制作にも意欲的で、新たな音楽と映像でファンの期待に応えようとしている。すべてのファンが待ち望む復活劇の到来が、間もなく実現することだろう。