人気バレーボール漫画「ハイキュー!!」を舞台化した「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」の中国ツアーが発表された。

2025年6月7日に幕張メッセ国際展示場で開かれた「ハイキュー!! FAN PARK」内の公開マスコミ発表会で、このツアーに関する情報が初めて公開された。

演劇は2015年11月の初演以来、原作の試合の臨場感を再現しつつ、多数の挑戦を続けてきた。シリーズは11作を数え、リアルな試合観戦のような体験をファンに提供している。

今回の中国ツアーは2015年初演と2016年再演「頂の景色」をベースにしており、新キャストで上演される。なんと少年ジャンプ作品の中でも最大規模の海外公演となる予定で、上海や北京をはじめとした中国6都市で行われる。

公開マスコミ発表会には、日向翔陽役の二宮礼夢、影山飛雄役の原昇亜、及川徹役の藤林泰也、岩泉一役の鈴木恋が出演し、キャラクター扮装で登壇。劇中の熱いバレーシーンを体感できる演劇の魅力を語った。

二宮礼夢は「大好きな『ハイキュー!!』を中国のファンに届けたい」と意気込みを表明。彼は「お芝居もバレーボールと同じで『繋ぐ』ことが大切。これまでの作品やファンの思いを繋ぎ、新しい挑戦を楽しみたい」とコメント。

劇団「ハイキュー!!」で初代日向役を務めた須賀健太もイベントに参加し、シリーズの歴史とファンの熱狂を象徴する場に華を添えた。

この中国ツアーは国内外のファンに新たな感動をもたらすと同時に、作品の影響力が海外市場へと拡大していることを示している。

推し活ユーザーにとっては、舞台で生の熱量を感じられる貴重な機会となるだろう。

なお、シリーズの魅力は原作ファンだけでなく、舞台パフォーマンスのファンにも広がっており、今後の展開にも期待が高まっている。